千種会訪問看護ステーションに在籍している 山下 望さん。
脊髄障害の認定理学療法士の資格をお持ちです!
認定理学療法士とは
日本理学療法士協会が認定している資格制度で、自らの専門性を高め、高い専門的臨床技能の維持、社会、職能面における理学療法の専門性(技術・スキル)を高めていくことを目的とした資格です。
日本理学療法士協会は、生涯学習の一環として7つの専門分野から1つ以上を選び、認定理学療法士を目指すことを推奨しています。
認定理学療法士の取得者数は総会員数129,396名のうち11,745名と全体の9%ほどの割合です。(2020.10.1)
脊髄障害の領域別取得者数は100名、兵庫県内では6名です。
不慮の事故や交通事故などにより、脊髄損傷を負い、四肢麻痺など重篤な障害を負い日常生活を営む上で介護が必要となった場合でも、いつまでも入院することができるわけではありません。退院後のリハビリを適切に行ってくれる理学療法士を探すことはとても苦労します。
このことが重度の後遺障害を負った方やその家族に待ち受ける大きな問題となっています。
脊髄損傷のリハビリは訪問看護ステーションから医療保険にて訪問することが可能です。
2021年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されましたね。
車椅子バスケットボールも大きな話題となり、パラスポーツに興味を持たれた方も多いと思います。
山下さんは、以前 車椅子ツインバスケットボールチームのマネージャーも経験されています。
車椅子ツインバスケットボールはパラリンピックの種目ではありませんが、重度の障害を負った方
でもスポーツ分野で活躍されている方はたくさんいらっしゃいます。障害者スポーツの分野で活躍